リバプールのサディオ・マネ選手は、2019年6月1日、スペインのマドリードにあるエスタディオ・ワンダ・メトロポリターノで行われたUEFAチャンピオンズリーグ決勝のトッテナム・ホットスパー対リバプール戦で勝利し、チャンピオンズリーグのトロフィーを手に喜びを爆発させた。(写真:マティアス・ハンスト/ゲッティイメージズ)
サディオ・マネは現代のリバプールで最も偉大な選手の一人として記憶されるだろうが、かつてはチームメイトさえも彼を評価していなかった時期もあった。
セネガル出身のフォワードは、モハメド・サラーとロベルト・フィルミーノとともに、レッズの象徴的な前線3人組の一角を形成した。
マネは2016年から2022年まで全大会で269試合に出場し、120ゴールと42アシストを記録し、ユルゲン・クロップ監督の下で輝かしい期間を過ごしたリバプールのプレミアリーグ、チャンピオンズリーグ、FAカップ、EFLカップのタイトル獲得に貢献した。
もちろん、マネのリバプールでの成功は、2014年にRBザルツブルクから移籍したサウサンプトンでイングランドでの生活をスタートさせたことで可能になった。
マネはセインツで2シーズンにわたり75試合に出場し、25ゴールと12アシストを記録し、プレミアリーグで7位と6位を獲得し、ヨーロッパリーグ出場権獲得に貢献した。
シェーン・ロング、元リバプールとセインツのスター、マネに対する「ひどい」第一印象を語る
しかし、バイエルン・ミュンヘンでの不振の後、現在はサウジアラビアのプロリーグでアル・ナスルでプレーしているマネは、常にスターへの道を歩んでいたわけではない。
実際、元サウサンプトンのチームメイトだったシェーン・ロングは、マネに対する第一印象を「最悪」と表現した。
「サディオが最初に来た時、最初の6ヶ月間はひどい状態だった」 ロング氏はフォズキャストに語った。
「もちろん、彼はひどい選手ではなかった。その発言は撤回する。彼には『ああ、彼には何かがある』と思わせる瞬間があった。彼を蹴って怪我をさせたこともあった。彼には強さがある。しかし、彼は体が小さいだけで、素早いのだ。
「しかし、彼は誰に対しても立ち向かうことができ、クロスを上げようとZ列にボールを蹴り込むことができた。ピッチの外までボールを走らせることができた、そういった類のこともできた。」
「しかし、(ロナルド)クーマン監督が彼を指導し、トレーニングするなどして、彼は好調な成績を収め、『おお、この男はトップに上り詰めることができる』と思った」
幸いなことに、メインにとって第一印象は必ずしも正しいとは限らない。
トップ写真:マティアス・ハンスト/ゲッティイメージズ